マハーバーラタ
デーヴァダッタ・パトナーヤク
インド · サンスクリット語
-900–-401
あらすじ
『マハーバーラタ』は世界最大規模の叙事詩であり、インド文化と精神世界を総合的に映し出す。パーンダヴァ族とカウラヴァ族の争いを中心に、膨大な物語が連環する。戦争の叙事は人間の欲望と宿命の悲劇を描き、その中で語られる『バガヴァッド・ギーター』は哲学的核心をなす。英雄たちの戦いや苦悩は人間存在の普遍的問題を問い、義務、信仰、解脱のテーマを重層的に展開する。叙事詩は宗教的テキストであると同時に文学的宝庫であり、後世に巨大な影響を与えた。『マハーバーラタ』は単なる戦記を超えて、宇宙観と倫理観を包括する世界文学の金字塔である。
豆知識
1.
インド二大叙事詩の一つで、世界最長の叙事詩とされる。
2.
バガヴァッド・ギーターを含み、宗教哲学的意義が大きい。
3.
王族間の戦争と人間の宿命を描き、後代の文学や思想に影響を与えた。