20世紀・南北アメリカ
百年の孤独
- 作者
- ガブリエル・ガルシア・マルケス
- 国・地域
- コロンビア
- 言語
- スペイン語
- 成立
- 1967年
あらすじ
ガルシア・マルケスの『百年の孤独』は、マコンド村を舞台にしたブエンディア家の世代記であり、魔術的リアリズムの代表作である。ホセ・アルカディオ・ブエンディアが築いた村は、繁栄と衰退を繰り返し、愛と暴力、希望と絶望が世代を超えて連鎖する。日常と幻想は境なく交錯し、昇天する女性や血の雨などの奇跡が自然に描かれる。家族は歴史を繰り返し、孤独に囚われていくが、最終的に一族の運命は書物に予言されていたことが明かされる。物語はラテンアメリカの歴史と社会を寓話的に映し出し、普遍的テーマを提示する。『百年の孤独』は世界文学の金字塔であり、現代小説に新たな地平を開いた。
豆知識
- ガルシア・マルケスは家族とアカプルコへ車で向かう途中で書き出しを思いつき、引き返して1年以上こもって書き上げたと語っている。
- 完成原稿を出版社に郵送するときお金が足りず、まず半分だけを送ったという逸話がある。
- 作者は長く映像化を許さなかったが、2024年にNetflixでドラマ化された。
日本語で読むなら
- 『百年の孤独』鼓直訳新潮文庫