20世紀・北欧・ロシア
長くつ下のピッピ
- 作者
- アストリッド・リンドグレーン
- 国・地域
- スウェーデン
- 言語
- スウェーデン語
- 成立
- 1945年
あらすじ
リンドグレーンの『長くつ下のピッピ』は、自由奔放で型破りな少女ピッピの冒険を描く児童文学の古典である。赤毛のおさげに長靴下、怪力を誇る彼女は、仲間のトミーとアニカと共に奇想天外な日常を繰り広げる。大人の権威や社会の規範に縛られないピッピの姿は、子供たちに自由と独立の喜びを体現する。物語はユーモラスでありながら、人間の想像力と自立心を讃える寓話的要素を持つ。リンドグレーンは子供の視点を尊重し、遊びと冒険を通じて人生の豊かさを描いた。『長くつ下のピッピ』は、児童文学を超えて世界中の読者に愛される永遠の自由の象徴である。
豆知識
- 病気で寝ていた娘カーリンにせがまれ、即興で話して聞かせた物語がもとになっている。「ピッピ」という名前も娘が考えた。
- 最初の出版社には断られたが、別の出版社の児童書コンクールで1位になり、出版された。
- 1970年代、宮崎駿と高畑勲はアニメ化を企画してスウェーデンまで取材に行ったが、作者の許可が得られず実現しなかった。
日本語で読むなら
- 『長くつ下のピッピ』大塚勇三訳岩波少年文庫